【番記者の視点】浦和MF小泉佳穂「正直迷いもあったけど…」監督交代直後に4か月ぶり先発への思い_yokohama f. marinos standings
时间:2024-11-15 07:24:17 出处:探検する阅读(143)
◆明治安田J1リーグ▽第29節 町田2―2浦和(31日・国立競技場)
【浦和担当・星野 浩司】 浦和のメンバーリストを見た時、番記正直驚いた。の正直直後MF小泉佳穂が4か月ぶりに先発に入った。視点思いyokohama f. marinos standingsトップ下で開始8分に巧みな縦パス、浦和22分にボール奪取からFWリンセンの決定機。MFもあったけどに4ぶりへの1―1の後半18分に交代後、小泉先発チームは一度勝ち越しながらも引き分けた。佳穂監督交代「今日は内容うんぬんより、迷い何より勝ち点3が欲しかったので、か月すごく残念。番記かなり辛いものがある」と悔やんだ。の正直直後
2戦連続ベンチ外だった前節から一転、視点思いyokohama f. marinos standingsいきなりスタメン。浦和27日に解任されたヘグモ前監督に代わり、MFもあったけどに4ぶりへのスコルジャ氏の8か月ぶり復帰が決定した初戦だった。小泉先発同指揮官の体制下では主力を担っていた小泉は、試合後に「いろいろ複雑なものがあります」と胸中を明かした。
「ベンチ外からいきなりスタメンになるのはあまり経験したことがない。僕が入る分、外れる選手もいるわけで、チームとしてすごく難しい1週間だった。どういう立ち振る舞いをすればいいのか正直迷いもあったけど、(興梠)慎三さんや(渡辺)凌磨と話しても『そういうもんだよね、プロの世界は』ということだったので、割り切っていた」
監督交代後のスタメン変更は1人のみ。2列目が主戦場の渡辺が町田のロングボール対策として今季初のボランチに入り、主軸MFグスタフソンの代わりに小泉が先発した。暫定指揮を執った池田伸康コーチは「マチェイ(スコルジャ)さんと話して決めた。アイデアとしてお互いのところが一致した」と説明した。
新監督がビザ手続きでチーム合流していない中での一戦。酒井宏樹、ショルツ、岩尾憲ら前体制の中核選手が去って陣容が大きく変わった中、高い能力に信頼を置く小泉を先発起用するようにスコルジャ氏からリクエストがあったのかもしれない。
スコルジャ体制で小泉は主戦場のトップ下を軸に、サイドハーフでも起用されるなど重宝された。相手の最終ラインからボランチへのコースを切るプレスなどの献身的な守備やゲームメイク力を高く評価。昨季J1最少の27失点と強固な守備をベースにリーグ4位に入ったチームを支えただけに、新体制で中心選手の1人に数えられそうだ。
ヘグモ氏が4―3―3の攻撃的サッカーで得点数は増えながらも結果が出ず、6月下旬から4―2―3―1に変更して好転の兆しを見せていた中で監督交代となった。小泉は「当然ですけど、前の(ヘグモ監督の)サッカーがすごい好きな人もたくさんいて、良くも悪くもチャンスもピンチも多かった。(今後は)どっちかと言うと堅いチームになると思う。そこで結果で示してなきゃいけない」
1つだけ、2か月前から気になっていたことを小泉に聞いた。7月6日・湘南戦(浦和駒場)のハーフタイム。ベンチ外でスタンド観戦していた小泉がスマートフォンで熱心に見ていたのは、他会場の町田―名古屋戦だった。そのことを問うと、笑みを浮かべながら「町田の試合はいつもけっこう見てるんです。これだけ勝つのには理由があると思うので」と返ってきた。
小泉自身は今季初めてピッチで町田と対戦した。「徹底してることやディテールがいっぱいあった。ロングボール1個競るにしても、例えば、浦和のセンターバックに1人がブロックしてもう1人が競るとか、いろんな細かい設定がある。あと、クロスも多いけど、クロスに対してセカンドの立ち位置とかも設計されてる。クロスを上げるまでの過程のポジショニングもうまい。チーム全体の戦術、3~4人のグループ戦術、個人戦術とか全部アプローチしてて、すごく学べるものがある。みんなが町田を『ダーティーで、大味で、蹴ってばっかり』と言うけど、そこだけじゃない。そこに目を取られてると本当に、どこで勝ってるか見逃しちゃうと思ってたので見てた」
相手を知ろうとする探究心―。町田の強さの理由をやや早口で語る小泉からビシビシと感じた。
湘南戦は終了間際の2失点で逆転負け。この試合も終盤の1つのミスで得点が取り消され、直後の失点で勝利をつかめなかった。小泉は「したたかさ」「力の出しどころ」の大切さを強調した。
「したたかさというか、ショルツや宏樹くん、憲くんたちが持っていたものを今の僕たちには不足しているからこのような結果になっていると思う」「メッシ、ネイマール、Cロナウドとか、あれだけ数字を残せる選手だったら別だけど、そうじゃないないから徹底しなきゃいけなこともある。憲くんは本当に一瞬も気を抜かない。宏樹くんやショルツも力の出しどころ、締めなきゃいけないところを知っていた。それって、なかなかできないんですよね。チームの流れを引き寄せるプレー、したたかさ、隙を作らないところ、締めるべきところを締める。そういうのは彼らと一緒に戦ってきた僕らが出していかなきゃいけない」
強化責任者の交代、主力の大量流出、監督の解任。今季の浦和は激震が続いている。ただ、監督が代われば戦術や選手起用、序列も変わり、出場のチャンスをつかむ選手も出てくる。3年前に浦和でJ1デビューし、この日で通算100試合出場を迎えた小泉もその1人になるかもしれない。
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